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平日の朝。
「空ちゃん!起きなさい!」
とある家。
「あと41秒…」
とある部屋。
「41…、40…、39…」
とあるベッドの上。
「3…、2…、1…、0」
「ふぁーあ…、おはよー…」
一人の女性と一人の少女のやり取りを見てもらった。
「早く降りてきなさい。ご飯が冷めるから」
「ほっほーい」
起きぬけの少女は寝癖でボサボサの髪を揺らしながらユラユラしている。
それを尻目に女性は少女の部屋から出て階下へ向かった。
「あー…、そういえば今日…」
一人残された少女がベッドの上で呟く。
「始業式じゃん…」
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