第2話
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「ヒカリィ・・・・」 そう呟くと自分の体がフワリと重さを失うのを感じた。 空調が壊れ、基地内の温度が外の温度に近づくように下がっていた。 司令の目の輝きは段々消え始め、辺りの風景も暗く閉ざされていった。 薄れいく意識の中にかつての思い出が蘇っていた。 かつての友、家族、そして愛する妻や部下・・・ そんな思い出の中に、ある人物が浮かんでいた。 碇シンジ・・・
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