4人が本棚に入れています
本棚に追加
「誰や!?」
どうやら 着地の凄まじい音で気づいたのか 人が来た。
「あなたは…?」
アリアが聞く。
「あたいはここで立派な整備士なるために頑張ってる"ライム・パトリー"14歳。ライムって呼んでな。…あんたは一体何なんだい?」
ライムが自己紹介し聞いてくる。
するとアリアの目に文字が表示される。
>>ライム・パトリー
愛称...ライム
年齢...14
職業...整備士
夢...立派な整備士
>>>>登録完了
「私はPA-001 "ARIA(アリア)"。プロトタイプアンドロイドの初号機。」
アリアが自身を説明する。
すると
「ぇ…?アンドロイドって…あんた機械なん?」
少し疑問な様子でアリアに聞いた。
「はい。」
と 一言でライムを肯定した。
ライムはその返事を聞いて下を向き 肩を震わせている。
やはり怖いのだろうか。
そう思い アリアは声をかけようとする。
と
「あんた最ッッ高や!!!アンドロイドなんて信じられへん!是非あんたを整備させてーなっ!」
意外にもライムは猛烈に喜んでいた。
「それは構いませんが…。」
アリアにはライムがわからなかった。
機械人間である自分に恐怖心はないのだろうか。
「私が恐ろしくは無いのですか?」
どうしても気になり 聞いてみる。
「だって機械なんて所詮プログラムで動くんやで?殺すつもりならもう殺してるはずやろ?」
ライムが そう言うと アリアは思考パターンデータとして保存し なんとなくわかったため
「そうゆう事でしたか。」
とアリアは そう言うと にっこり笑った。
最初のコメントを投稿しよう!