第一章:出会い

1/6
前へ
/8ページ
次へ

第一章:出会い

朝、起きて。朝食を食べる。 学校に行って、面白くもない授業を聞く。 家に帰って。特にやることもなく、暇をもて余す。 挙げ句は風呂に入って──寝る。 そんな毎日。 趣味はない。 だから『楽しい』などという感情は持ち合わせていない。 ただ、日々がつまらないだけ。 自分は何のために、この世にいるのだろう。 何のために、生きているのだろう。 そう思っていた──。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加