三重県立桐堂高校

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遊紀「ここが桐堂高校かぁ~、でけぇな…」 目の前に立ちはだかる巨大な校舎?を見て唖然とした。とりあえずただの県立高校なのだが、デュエリストの能力では県内で1、2位を争うほどの高校だ。 ……故に、デュエル業界からは期待を寄せられており、DMF(デュエリスト国際基金)や、海馬コーポレーションなどから多額の援助金が寄せられる。それが校舎を拡大する原因となったのだ。 ?「あらあなた、ここで何してるの」 聞き慣れない清潔感のある声に呼ばれ振り向くと、そこには桐堂高校の制服をまとった女性がいた。…ふつくしい 遊紀「えーっと…、俺今年ここに入学するんだ。入学式の会場が分からなくて…。」 ?「そうだったの、でも入学式まであと3時間はあるわよ…。委員会の都合で時間がズレたの。…おとといあたり連絡なかったかしら?」 遊紀「そうなの?…どうりで校門前に俺しかいないわけだ。まずったな;3時間潰さないと。」 ?「そんな事なら私が校舎の中案内してあげよっか。私も今年に高等部入るけど、中等部からいるし、校舎には詳しいわよ」 遊紀「本当か!なら助かるぜ。…えーっと…」 ?「恭香(きょうか)よ。 勍御慈(けいおんじ)恭香。あなたは?」 遊紀「俺は道混遊紀!よろしく頼むな」
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