プロローグ

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人間の一生は様々である。 何もなく生涯を全うする者。 他者に人生を狂わされる者。 この世に生を受けたが何も知ることなく消えて逝く者。 そんな様々な道は短い日常の集まりであり、その日常は刹那な時の集まりで出来ている。 そして、その刹那の時の中で人は他人と出会い、価値観や人生に影響を及ぼす。 だからなのだろうか、あいつに会って僕がこんなにも変わったのは。 いや、変われたのは。ただ、何となくの話だが。
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