日常

5/6
前へ
/63ページ
次へ
「で、どうした。死に近付いていく哀しい人間の記念日を祝えってのか?」 「どうして君はそうひどい考えしかできないかな・・・」 急にしおらしくなる。 黙っていれば可愛いってキャラなのにもったいない。 しかし、誕生日か。 「悪いね、悲観主義なもんで」 「誇れないこと断言しないでよね。まったく」 どうやらご立腹のようで。 よく分からんやつだ、ころころと態度が変わりおって。
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加