13人が本棚に入れています
本棚に追加
と鋭い表情に変わり、セイラを攻撃しようとした所、一本の剣がヘレンの肩に突き刺さる。
ヘレンの肩には、緑色の血がドクドク流れてくる。するとヘレンは、剣を抜き出し飛んできた方向を見る。
そこには、さっき気絶していた騎士が立っていた。
「フッ小賢しい奴め!!まだ、生きてたのか!!」
「ちっ…。外したか!!」
「面白い。貴様、後でたっぷり、いたぶってあげるわ。その前にセイラの力を頂くよ。」
するとレンは、叫んだ。
「王女!早く逃げて下さい!」
「逃げさせは、しないわよ!」
するとヘレンは、手にどす黒い光を出した。
「危ない!王女!!!」
と言った瞬間、セイラの周りに白い光を放ち金色の髪が宙に浮かんで、青い瞳でヘレンを見た。
ヘレンは、ゆっくり後ずさる。そしてセイラは、一歩、前に行きレンにこう言った。
「レン・シードルフ。お前に任務を与えます。よくお聞き!」
最初のコメントを投稿しよう!