『第一章 暗黒の闇』

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と鋭い表情に変わり、セイラを攻撃しようとした所、一本の剣がヘレンの肩に突き刺さる。 ヘレンの肩には、緑色の血がドクドク流れてくる。するとヘレンは、剣を抜き出し飛んできた方向を見る。 そこには、さっき気絶していた騎士が立っていた。 「フッ小賢しい奴め!!まだ、生きてたのか!!」 「ちっ…。外したか!!」 「面白い。貴様、後でたっぷり、いたぶってあげるわ。その前にセイラの力を頂くよ。」 するとレンは、叫んだ。 「王女!早く逃げて下さい!」 「逃げさせは、しないわよ!」 するとヘレンは、手にどす黒い光を出した。 「危ない!王女!!!」 と言った瞬間、セイラの周りに白い光を放ち金色の髪が宙に浮かんで、青い瞳でヘレンを見た。 ヘレンは、ゆっくり後ずさる。そしてセイラは、一歩、前に行きレンにこう言った。 「レン・シードルフ。お前に任務を与えます。よくお聞き!」
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