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レンは、口をポカンと開き
「えっ王女！！！任務ですか！！今頃、任務とは、一体何なのですか！今は、敵がいるって言うのに…。王女は、一体何を…。」
「黙りなさい！レン！！これは、一番重要な任務です。心慎んで、聞くように一回しか言いません。レンあなたは、人間界へ行き真の愛の力を持つ救世主を探し出して欲しいの。」
「救世主…？」
「そう、このミユヒィール国の本につづられていた、予言の書、あの救世主です。私は、すでに力を失いかけています。ヘレンを食い止めるには、これが最後…。唯一救いを求める物がないのです。レン、あなたに手渡したペンダントとコンパクトを持ち、人間界へ行くのです。あと、伝説の宝石を探し出し、この世界を救うのです。一刻の由比もない。レン早く時の扉に行くのです。」
するとヘレンは、手から大きな火の玉をセイラに投げつける。するとその光で火の玉を跳ね返した。
「し、しかし…王女を此処に残すには…。」
「よいのです。私は、そんなに力が残っていない。この地で私は、死にます。私は、この国の王女逃げ出すのは、許さない…。」
「でも、しかし…！！！」
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