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シャラ
「うーわー。
ジンジン、中結構広いよ」
ジン
「(息も切れ切れ、といった感じ)
あんまり年長者を走らせんじゃねぇよ……!
……確かに、外から見たよか広いな」
ゼファス
「……この洞窟は」
ジン
「どわぁ!?」
(いきなりの声に驚き)
ゼファス
「先の戦争の際に非難場所となっていた所だ……
降りしきる爆炎の中、魔石の力で防御の魔術壁を作り出していたこの洞窟は、唯一の安全地帯だった……」
ジン
「……ってぇ事はだ。
その魔石ってのは、そんな昔から安置されてたって事だな」
シャラ
「一体何の為なんだろうね?」
ゼファス
「それは私の知ったところではない。
そして私が知りたいのはお前達の……本心だ。構えろ」
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