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ある日突然それはオレに知らされた・・・それはオレにもっと明確な不安を抱かせた・・・そしてオレを動かした
「沖田隊長!!!!!!!!聞いてください!!はぁはぁっっ、チャイ・・チャイナさんが!チャイナさんが!!」
「なんでぃ?チャイナがどうしたん・・」
「チャイナさん帰っちゃうそうなんです!!!さっき荷物を持ってあの海坊主さんとターミナルの方へ向かうチャイナさんを見たんです!!!」
「あぁ、そんなこと前にもありましたねぇ」
「っ何を呑気にっっ!!隊長っ良いんですかっ!?!?・・・気持ちまだ伝えてないんでしょう!!!!????」
「・・・どうせ旦那がまた止めるだろぃ・・・」
「・・・・・・・・・・それが・・・チャイナさん笑ってて・・自分の意思で行くような感じでした・・・」
「!!・・・・・なんでぃそりゃっっ!・・・なんで・・・っ!おいっ!今からだとどの便だ!!?何時出発だ!?」
「っ!?ちょっ!隊長落ち着いて!!冷静に」
「冷静なんかクソくらえでぃ!!!!!」
------そうだ・・・オレは、冷静だったわけじゃない・・・自分の気持ちを口にして傷つくのが怖かった・・・ただ、臆病者だっただけで・・・「好き」を口にしたら今のチャイナとの関係がくずれそうで・・・
けど・・・・・・・・行くな・・・・まだ、オレはオマエになにも伝えてないんでさぁ-------
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