その1 ~天井裏からこんにちわ~

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引っ越して2日間目。案外この家の寝心地も悪くない。覚醒仕切らない目をこすりつつつ僕は寝返りをうつ。この朝の日差しと布団の温もりが何よりのブレイクファーストだ。 …なわけなかろう……僕はさっさと起きようと布団をめくり上げた。 「おはようございますご主人様♪」 なんだまだ夢の中か。否、夢と言うのは自分を写す鏡と言う。つまり自分では気付いていないけど実は自分の本能ではそう思っていると言う説が今の所有説となるらしい。だけど僕は布団の中にメイド服を着させたおなごを忍ばせようと考えた覚えもないしそんな女性だって僕にはいないわけで… 「…お前なにやってる?」 「お目覚めメイドだにゃん☆」 「ふきとべぇぇぇぇっっ!!!!!」 「ぷっぷおぉぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
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