呪怨～格安物件の居候人～

その１ ～天井裏からこんにちわ～

男１人の荷物などたかがしれている。

ものの数分で作業は終わり、やることも無くなった僕は再び天井とにらめっこを始めた。

しかし、なんでこんな安いんだ…？
低脳な僕は今更になって気になった。

まさか…曰わくつき？

「ハハッ…まさかな」

下らない思考を消し去り、僕は夕食を買うべくコンビニへと足を運んだ