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†棗side†
少々マズい事態になってきたかもしれない…
今まで…っていっても今日で三日だけど…、
とにかく、今まで優君を狙うのが、私を含めて四人だったのがいきなり二人増えるかもしれない。これは由々しき事態に先ず間違いない!!
棗「確認したい事があります。」
亜「なんだい?」
棗「単刀直入に聞きます。亜紀先輩は優君…桜井君の事をどう思いますか?」
亜「どうとはつまり?」
棗「桜井君を異性としてみていますか?」
私の質問に裕香ちゃん達が一斉に亜紀先輩を見る。
この子達…さっきの話で気になりなさいよ…。
亜「ふふふ、さぁどうだろうね。確かに彼は格好いいし性格も良さそうだ。」
もったいぶるな…
棗「じゃあライバルと考えても?」
亜「構わないよ。」
一人確定か…。
棗「貴女は?」
涼「?」
棗「だから、貴女も優君が好きなの?」
涼「…優君って…誰ですか?」
え?
棗「じゃ、じゃあ何でお弁当を?」
涼「皆で食べるの…してみたかった…から…///」
棗「あ…そ、そうなの…。」
私の取り越し苦労?
でも、この子も油断は出来ないわね!
†Side end†
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