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そんな幸せな時間にも、終わりがくる。
ッあ―…
「家に…着いちゃった…」
「じゃ」
「……うん。」
もっと。
もっと…ずっと一緒に居たい。でも、そんなこと澪が困るから言えない
寂しいなぁ…なんて思ったり…
そう思いながら澪の後ろ姿を見つめる
すると、いきなり澪が振り返り雨遊の方へ向かってきた。
あれ…?
なんか、こっちに向かって…??え…なんで??
そうこうしてるうち?に澪かアタシの目の前に…
ぽんぽん
と何故か頭をぽんぽんとされた
「み、澪??…どしたの?」
澪にそう尋ねる
「や、なんか……寂しそうだった…から?」
「えッ?!」
澪の思いがけない言葉にびっくりするアタシ
「ッ…あ、じゃ」
くるっと回り、来た道を戻って行った
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