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旧友―。
成長していれば誰にも必ずしも一人くらいいる当たり前なことだ。
例えば俺―。
志賀々美須弥は大変貴重な体験をした。
四年前、俺は軍人と出会い、暮らし、様々な奴と関わった。
普通に生活していれば絶対に関わることがなかっただろうという人物と出会った。
今では旧友、という形でおさめているわけなのだがそれでいいだろう。
もうかれこれ三年会ってないのだから―。
この三年間、またいろいろなことが起きたのだが、その旧友の突然の訪問に俺は“また始まるのか”と感じた。
始まるとはつまり物語。
第二弾というわけなのだが―。
正直今更やる気はない、だって趣味120%戦争!から四年たってからの話。
俺はもう二十歳になった。
宇宙にあるコロニーに住みはじめて三年。
もういいところだろう。
なのに第二弾をやると決まってどうすればいいのか。
二十歳、青春もラブコメのひったくれもない。
まぁ旧友という言葉を出したわけだが、その旧友の訪問から物語は始まるのね。
そ、俺はまた奔走するのよ。
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