彼女を母とは認めない

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物心がついた頃から、俺は自分の母親が嫌いで仕方がなかった。 幼かった頃こそ『説教が恐い』とか、そういう子どもっぽい理由で母が嫌いだったのだが、俺が成長し、物事を考える力が発達するにつれ母の非の部分がどんどんと浮彫になっていくのだった。 そんな、俺の母に対する激しい憎悪を、年を追って書き綴っていこうと思う。
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