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「俺たちの武器は、地位と」
「謀略と」
「騙し討ちv」
「ねぇ、わたし思ったんだけど」
「どうしましたの?アニス」
「わたし以外、皆名家の家柄じゃん?
じゃあ、ルークの“地位”ってとこ…ルークじゃなくても良くない?」
・・・・・沈黙。
「まぁ!そうですわね!!
これからは、私くしが言って差し上げますわ」
ナタリアは目を輝かせて次の戦闘へ意気込む。
「なるほど、興味深い」
「一度くらい言ってみても…」
「おいおい…ジェイドだけじゃなくティアまで((ため息
だが、悪くないよな」
「ガイぃぃぃーっ!!」
親友のガイまでもかよっ!
と、がっくりするルーク。
「俺の台詞は渡さねぇ!」
「ま、頑張れ~」
皆が意気込む姿を見て、ひとり楽しそうに黒く笑うアニス。
◆あとがき◆
何となく、皆名家だよなぁ…と思って思いついた話です!
ティアはユリアの末裔だし、ガイは伯爵だし、ジェイドとナタリアは養子(養女)だけど、かなり地位高いし。
えんど。
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