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「どうするか‥
とりあえず外に降りてみようか??
こうしていても何も変わらない気がするんだけど‥」
俺はみんなに向かってそう言った
「そうだな
とりあえず降りてみよう。」
佑樹さんを先頭に俺達は外へと出た。
真っ暗闇だ
街灯はバス停前にしかない。
バスのライトも消えている。
「家以外は特に変わったところはなさそうだ」
佑樹さんは辺りをじっくりと見渡している。
「夢の世界って何なんですかね??」
みんなに向かって俺がそう話した時だった
一軒の家の玄関が開き誰かが出てきた。
ちょうどバス停のある位置から直線に向かった家だ。
暗くてよく見えないがその人物はゆっくりと俺達のいる方へと向かって歩いて来ている。
そして徐々に姿を現した
その人は腰から下に白い小さなエプロンを着けた三十代後半らしき中々綺麗な女性だった。
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