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するとその人達はゆっくりと歩きバスを素通りするとあの親子の元へと近寄って行った。
あの二人に
何かする気なのか!??
車内は窓もすべて閉じられているが夜の静けさもあって外の声が車内まで聞こえてきている。
「夢は叶った‥
命は貰う‥
夢を叶えた‥
命を貰う‥」
不気味な低い声で怪しげな人達はそう言っていた。
そしてみんな一斉に持っている鎌を相澤さんに向けて振り上げた。
まっ‥
まさかっ!????
ザシュッッ!!!!
「ぐあぁぁぁぁーーーッッ!!!!!」
けたたましい悲鳴が響き渡った。
「きゃぁぁぁぁーーーッッッ!!!」
景子は目を両手で被い座り込んだ
「殺人だっ!!!
ふざけんなよあいつら!!!!
クソッ!!!!」
佑樹さんは扉や窓を何とか開けようとするが微動だにしない。
「このままじゃ相澤さんがっ!!!
どうしたらいいんだっ!!!??」
そう言ってる間にも怪しげな人達は鎌を何度も振り下ろし相澤さんの鮮血が飛び散っていた。
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