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奴らは窓ガラスに顔を付け俺達をじっと見つめている。
もし扉が開いたら
俺達も殺される‥
そう思い恐怖心でいっぱいになった。
「あいつら‥
俺達も殺す気なのか!??」
「わからない。
でも
その可能性は高いな。」
大吾と俺が会話していた時
バスはゆっくりと動きだした。
奴らはバスから離れ走りだしたバスを見続けていた。
どうやら俺達は助かったようだ。
だがこのバスに乗っている限り安全とは言えない
そんな気がした。
運転手のいないバスが走り続けている。
何とも不可解だ。
そして俺達を乗せ次のバス停へと向かっているのだろう。
無惨にも殺されてしまった相澤さんを置いて‥
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