新たな人生
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「しかし…」 「不満か?それとも不安か?」 「不安でございます。私の様な者が人の上に、ましてや国の頂点にたって良いものかと…」 和也の目は今にも泣きそうであり、そこから心の全てが見えて来るようであった。 そんな和也に対し誠は、ふっと笑った。
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