1話

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「良い響きだ、スカイさん。…フフ、フフフ…」 …あれ、スカイさんがおかしい…。 僕は何もしてない…してないぞ。 「まさか先輩…アースを気に入ったんですか?」 ちょ…シェリー!? 僕を気に入るって、そんなわけ… 「ああ、気に入ったよ、とってもね。」 あったよ…。 気に入られちゃったよ僕…。 普通の先輩に気に入られるならまだしも、風紀委員長って…相当なモノだよ。 「ん、もうこんな時間…すいませんスカイさん。 えっと…僕達そろそろ教室に行かなきゃならないんで。」 「ああ…もうそんな時間か…。 仕方ないか。アース、また後で会おう。」 そんな名残惜しそうな顔しないで下さいよ…。 また後で会おう…ってどういう…? 「ほら、急ぐよアース!」 「待ってよシェリー!! す、スカイさん、また後でっ…てうわっ!?引っ張らないでよー!!」
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