「あ」

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朝6時30分におきる。 飯食べて会社にいき午後5時に帰ってくる。 いつものお決まりだ。 いい加減この生活に嫌気がさしてきた… そんな時ヤスから電話が来た。 「今度の休み墓参り行こ」 以外と律儀な男なのだ。 「別にいいよ」と答えた。 俺の友達は早くに死んだ… いまでもあまり思い出したくないことだ! でもヤスは逆の事を言う。 「今生きてることが幸せでそれ以上に幸せにならんとな…」 「こいつらのぶんまで」 この話を聞いたとき涙が出そうになった。 ヤスは生まれからずっと葬式ばっかりだったらしい。 だから俺よりも何事も本気で強く思えるのかなって思った。
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