第一章-拉致、監禁-

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-地下牢- 「出して!!此処から出してよ!!」 地下牢に閉じ込められているのは絶世の美人 高貴な血を引く姫なのである 「はじめまして、お姫様」 (!!?) 「…ん?恐怖の大魔王様が目の前に居て怖くて声が出ないのか?」 皮肉った様に喉でクククッと笑うと、後ろにいた先程のモンスターもごまをする様に言った 「当たり前ですよ魔王様、平和ボケしているお姫様が魔王様みたいな恐怖の象徴のような方を見て正気で居られる訳がありません。」 「何で…」 「ん?どうした姫君。」 金色の瞳が笑う 「何で貴女みたいな女の子がこんな所に…?」
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