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恭子『あっ、あたしだ』
その不気味なメロディーは恭子の携帯から奏でられていた
エリカはこの時嫌な予感がしていた
恭子『なにこれ?!』
エリカ『どうしたの?』
恭子『あたしからかかって来てる…』
里奈『えっ?ありえないから!』
恭子『ホントに!』
恭子は携帯をみんなに見せる
確かにそこには
2008年5月7日19時07分
岩崎恭子
とかかれていた
明日香『なんか不気味』
晃司『ってか着信時刻もおかしくね?』
エリカ『ホントだ…。未来の時間になってる。こんなことって有り得るのかな?』
全員が嫌な予感を感じる
恭子『故障だよ!故障!さぁみんなで遊び行こう!』
ホントに故障なのだろうか…
エリカは嫌な予感を感じながら駅前に向かった。
駅前についてからはさっきの出来事を忘れ
プリクラを取ったりご飯を食べたり楽しいひと時を過ごした
時間は18時50分
そろそろ全員が帰ろうということになり駅ビルから駅前の広場に出てきた時だった
エリカ『あれ?恭子ちゃんは?』
里奈『あれ?さっきまで隣に居たのに』
里沙『先に帰ったのかな?』
エリカ『…。』
エリカが広場にある時計に目をやると時間は19時を回っていた
エリカはさっき恭子にかかってきた変な電話をふと思い出しさらに不安になった。
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