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「リーシャ、その情報は
本物だろうね?こちらも
情報料をかなり出してるんだ。
ガセネタではすまないよ?」
アメリカ人の男が日本語で
リーシャと呼んだロシア人の
女性を睨みつける。
「あら、ジョナサン。
私はいつも本物しか
売らないけど?
貴方達が行動するのが
遅いんじゃなくて?」
リーシャはジョナサンと呼んだ
アメリカ人の男を小馬鹿に
するように鼻で笑う。
「なんだと!!」
ジョナサンは机を叩き
立ち上がる。
「まあまあ、確かに僕達
【番犬部隊】に回ってくる
のが遅すぎだったと思うけど?
そこらへんはどうなのさ?」
眼鏡の男がジョナサンを
じっと見つめながら呟く。
「大田、新参者が口を挟むな
大体私は反対なのだ!!
【番犬部隊】投入も、大田!
お前を入隊させるのも!」
ジョナサンは眼鏡の男、
大田と呼ばれた男を
苦々しく睨んでいる。
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