世界観

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この世界は15年前に大きな戦争が起きた その名も 『人魔戦争』 人と魔物が互いにぶつかり合い殺しあった 人魔戦争が起きるまで、人と魔物は互いに不干渉であった 魔物は人などと言う弱小な存在に興味を示さず 人はわざわざ、危険な魔物と関わり合おうとはしなかった為だ しかし、とある日 人魔戦争始まりの日に、魔物は人間を襲い始めた 理由は定かではないが、多くの人間は魔物を操り襲わせた黒幕がいると騒いだ だが、その黒幕を捕まえる事は出来ずに戦争は終焉を迎えた 人魔戦争最後の日に魔物がいきなり退いたのだ 何の前触れも無く、ただ退いた 人間はそれ以上の争いは避けて戦争を終らせた その後、人間は発展をさせる 人を集め町を作り、街にして、国を作った 壊された自分等の世界を再構築させた 結城が今居る、帝都スリフィアは人魔戦争の時に、功績を上げた国の中の1つ 戦争が起きる前は小さな国であったが、戦争での功績を称えられ、今では国際決議をする際に重要な国へと発展を遂げた だが、戦争は終焉を迎えたが魔物は未だに人に危害を加える 魔物は魔物を襲い、人を襲う しかし人も人と争い、魔物を殺す 暫くして人は武器をとって、戦う術を身に付けた それは『魔法』と呼ばれるもの 昔は才能ある者のみが使えるものであったが、今では補助具をつければ誰もが使えるものへと変わった 『魔法』は人々の発展を助けた 火を生み、水を流し、自然を育み、大地を直した 世界に溢れる『マナ』を使い、魔法を発動する 未だにわからない部分の多い『魔法』だが、日夜研究は進んでいる こうして人々は魔物に対抗する術を身に付けた 今や『魔法』は人にはなくてはならないものとなっている
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