騎士団への所属~お姫様との出会い~

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「時間は15分です。一撃与えたら終りです」 結城「わかりました」 結城と男は開けた場所へ移動、互いに程よく距離を保つ 「それでは始めます。【ファイヤーボール】!」 結城(いきなりかよ!早漏がっ!) 結城「行くぜ黒月!ふっ!」 結城は刀に話し掛けて、横薙ぎ一閃する 火の塊は簡単に破壊されてしまう 「やるね!ならば!【フレア】!」 次は大量の炎が結城を襲う 結城「はっ!」 対する結城は炎を縦一閃 それにより弱まった部分へと突入して、炎を突き破る 「何っ!」 結城「風破!」 地面を切るように下から黒月を切り上げると、衝撃波が地を走る 「ぐっ!」 その衝撃波が男に当たり、簡単に一撃を与える 結城「す、すみません!大丈夫ですか?!」 すみません、等とは心にも思っていない 本当は、やべっ!やりすぎたか?!、だ 「ああ、大丈夫だよ。これで君は合格だ!」 結城「ありがとうございます!」 「ようこそ騎士団へ!僕の名前はルーク・シンフォー」 結城「神堂結城です、これからよろしくお願いします。ルークさん」 ルーク「珍しい名前だね。帝都の人間では無いね?」 結城「はい、海の向こうの日本から来ました」 ルーク「なるほど、ニホンか!君の剣は珍しいと思ってね!」 やはり異国では刀は珍しいのだろう、ルークはマジマジと観察する むしろ、日本では剣の方が珍しいだろう 結城「いえ、これは剣ではなく刀と言うんです」 ルーク「カタナか!カッコいいねユーキ!」 結城「ありがとうございます、ルークさん」 その後、ルークと盛り上がった 寿司、天ぷら等聞かれた結城は若干疲労が出たが、ルークはお構い無しだった ルーク「さあ!これが君の部屋だよ」 結城「これが僕の部屋………」 ルーク「まあ、今は仮部屋なんだけどね」 結城「いえ、十分ですよ」 ルーク「それじゃあ、今日はゆっくりね。明日、配属を伝えられると思うよ」 ルークはそう言って部屋を後にする 結城は仕事が決まった安心感から、すぐに寝てしまった
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