家族

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「じゃあな」 今日は昼で学校とおさらば 俊吾は彼女と帰るらしく別方向 俺は自転車に乗って、一人で帰る あのセフレは、男と帰っていた それを見た瞬間“萎えた” あいつとは二度とヤらねぇと心に固く誓った ガチャ… 「お帰りなさい、恭ちゃん!!」 家に帰って一番最初に見た顔は、俺の母親だった 朝帰り、家に居ないのは日常茶飯事だったから、慣れてた そして、親の居ない孤独感にも… だから、逆に普通の事が慣れない 「…ん、今日は早いね」 「恭ちゃんに紹介したい人が居るの。リビングに顔出してくれない?」 まだ返事をしていないのに、母親は強引に手を引っ張って、リビングに連れて行かれる‥
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