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「…あのな、錦戸俺は…先生やけど、錦戸のこと…」
特に鈍感でもない俺やから、すぐに読めた先生の気持ち。
溢れ出しそうな期待と喜びに、今すぐにでも先生に抱き付きたかったけど、散々振り回されたこの時間を、先生にお返しのお仕置き。
「…俺は、手ぇ早い人好きやないです」
先生が言い終わる前に、スパッとこう言ってみれば、どんどん悪くなる先生の顔色。
「…数学、たぶんこれからもずっと、出来そうにないです」
愛しい人が目の前におんのに、他のことなんて考えてられへんから。
お仕置きされて分かった先生の気持ちやけど、お仕置きなんてもうコリゴリや、そう思った。
END
ひー…(´・ω・`;;)
ごめんなさいっorz
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