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仁side
《あの、ずっと好きでした…っ》
なんて、今日もまた可愛い女の子に告白された。
でも俺の答えはいつも決まって同じで、それは紛れもなくこいつのせい。
「あーんな可愛い子、フるなんて勿体ないことするなぁ、仁は」
「うっさい。お前もそーじゃん」
「んふー、俺はええの、興味ないから」
ふふ、って笑いながらイチゴオレを飲んでるこいつのせい。
俺の友達でもある大倉は、ただひたすらマイペースで、何にも興味が無さそうで。
そんな大倉を、可愛い女の子も簡単にフっちゃうぐらい好きになってしまったのは、他の誰でもない俺。
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