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人気のない非常階段で、また体を繋げてる俺と大倉は学校にはあまりにも不釣り合いすぎて。
でも、大倉の体温を直に感じられるこの行為は止めれそうにもなくて。
「じん…っ…ぅ、あはぁ…っ」
「…っ、大倉…」
後ろから、細い腰を抱き抱えて無我夢中に大倉の熱を感じる。
その度に、俺は順番を間違ったんだと自己嫌悪に陥ってイヤになる。
高校入学して…俺も大倉も健全な高校生活を送ってきたとは言えなくて、遊びほうけてばっかりの日々だった。
ただ、酔った勢い…興味本位でした大倉へのキスが全ての始まりで。
一度繋げてしまった体。ただの友達ではなくなった俺たちはもう抜け出せなくて。
俺は、大倉を好きになってしまった。
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