🍀第1章♥

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美咲 「ありがとう、美散~;;」 美散 「うん、どーいたしまして。 …ってか、泣くなよ;」 クモはというと、小さくて家の役にも立つクモだったので 家の外に逃がしてやった。 もちろん、私も素手では 無理だから、紙を使って。 お兄ちゃんはというと、 さっきは涙目だったけど 涙は収まり、なにか ソワソワしている。 なんでソワソワしてるんだ? 顔まで赤くして… あ、でも、学校では 見せない表情だから 私だけ特別と思っていいのかな… -----それから2時間後----- 美咲 「美散ーご飯できたぞー!」 美散 「うん、今行く!」 私は、料理はとことんダメで お兄ちゃんに作ってもらう。 こんな事じゃダメだ! と思いご飯の準備を 始めようと包丁を持つと 美散は持っちゃダメ! って言われる。 そんな主夫なお兄ちゃんの 料理はムカつくぐらい美味しい。 ホント、男のくせして 料理も出来るなんて!! 私とは大違い。 .
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