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美咲
「ありがとう、美散~;;」
美散
「うん、どーいたしまして。
…ってか、泣くなよ;」
クモはというと、小さくて家の役にも立つクモだったので
家の外に逃がしてやった。
もちろん、私も素手では
無理だから、紙を使って。
お兄ちゃんはというと、
さっきは涙目だったけど
涙は収まり、なにか
ソワソワしている。
なんでソワソワしてるんだ?
顔まで赤くして…
あ、でも、学校では
見せない表情だから
私だけ特別と思っていいのかな…
-----それから2時間後-----
美咲
「美散ーご飯できたぞー!」
美散
「うん、今行く!」
私は、料理はとことんダメで
お兄ちゃんに作ってもらう。
こんな事じゃダメだ!
と思いご飯の準備を
始めようと包丁を持つと
美散は持っちゃダメ!
って言われる。
そんな主夫なお兄ちゃんの
料理はムカつくぐらい美味しい。
ホント、男のくせして
料理も出来るなんて!!
私とは大違い。
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