🍀第1章♥

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美散 「…お兄ちゃん…」 そう、この古臭い喋り方をするのは私のお兄ちゃんの「筒状 美咲」。 美咲 「さ、美散。帰るぞ。待たせて悪かったな。」 美散 「ホントだよ、遅すぎ。」 私は素直に言った。 …だって本当に遅かったし。 お兄ちゃんに返事をし机に座っていたのから降り、鞄を持つとお兄ちゃんに近寄って歩いた。 そして、振り返り一言。 美散 「んじゃ、お先に。」 美咲 「それじゃ、さようならv」 麗・美利 「はい、さようなら…///」 お兄ちゃんが2人に笑いかけると2人は顔を赤くしながら返事を返した。 それを聞いた私はお兄ちゃんより先に歩き出した。 ―――――――――― 美散 「ところでさ、お兄ちゃん。」 美咲 「ん?なにかな?」 …まだ校内だからこの喋り方か… 美散 「んや、なんでもー。」 美咲 「俺に関係あるんだろう?なんだ、言ってみろ。」 この古臭い喋り方をする兄に 意地悪をしてみたくなった。 _
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