ドン底に落ちるまでの日和

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「利子は知ってますけど…」 「俺の所は特別な闇金融だから利子が高いんだ」 「なんでそんな所で10万を借りたんだぁぁぁ!!」 俺はその場にしゃがみこみ今はどこに行ったか分からない親友Aに向かって叫んだ 「兎に角…お前に払ってもらうからな」 「無理です!!だって俺まだ高校せ─」 「払ってもらうからな」 俺の話を途中でちょんぎり、怖い程の爽やかな笑みをしながら俺に言う 「長い付き合いになりそうだから言うが…。俺の名前は、柳灰 夜魅(リュウカイ ヨミ)だ。お前は空島咲月……咲月でいいな。」 「はい……。柳灰さん…」 もう俺の目からは涙がでてきていた…… 400万なんて大金、親に言えない… しかもそれが親友Aのせいとなるとさらに言いづらい そんな考え事をしていると柳灰さんの口が開いた
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