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「やからな、…って渋やん聞いてる?」
「あ?聞いてる聞いてる」
怪訝そうな顔して覗き込んでくるヤスを軽くあしらう。したら、眉間に皺を寄せて突っかかってきよった。
「嘘や!絶対に聞いてなかったやろ!」
「うっさい、安田のくせに」
渋やんがマルたちおらん理由
聞いたんやんか!
ってぶつぶつ文句言うてるヤスをおいて、俺は駆け足で一気に屋上へと上がった。
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