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普段俺らがいつも最後に屋上につくから、いつもの調子で勢いよくドアを開ける。
でもそこには、
想像していた賑やかなものはなかった。
ただグラウンドで早くも遊びだしてる他のやつ等の声が遠くから聞こえているだけで。
あいつ等がおらんだけで、こんなにも静かになるもんか、と心底不思議に思った。
そして、俺等が普段どんなにうるさいかもよくわかる。
「誰もおらんやんけ。」
「だーかーらー言うたやん!」
俺は一通り話したで!
追いついたヤスが、俺に続いてまだ誰もおらん屋上に足を踏み入れて
みんなが集まってるときと同じように、俺等は向かい合わせになるように座り込んだ。
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