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「すばる君っ!」
時は昼休み。
授業中から夢の世界をうろうろしていた俺は、耳元で聞こえたキンキン声によって現実世界に呼び戻された。
睡眠を妨害された俺はこれでもかってぐらいその相手を睨みあげる。
「お前…ヤス!そのキンキン声で起こすんいい加減やめろや。」
毎回毎回、心臓止まりそうになるわ。
そう言うと、むすっとした顔でお弁当を片手に俺を睨み返してくる。
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