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――数時間後・・・
輝はそっと目を開けると慌てて起き上がった。
「ヤバッ・・俺いつの間にか寝て・・・」
その瞬間輝は自分の口をおさえた。輝の視線の先には稚佳がいつの間にか寝てしまっていた。輝はまじまじと稚佳の寝顔を眺めた。
「三宅、ずっといたんだ・・・」
輝は優しく微笑んだ。そしてボソっと呟いた。
「・・・三宅って・・・・」
次の瞬間だった。
稚佳がいきなり目を覚ましてゆっくり起き上がり輝に気付く。
「えっ・・え・・?私もしかして寝てた・・・?」
そして時計を見て稚佳は目を疑った。
「え!?ど・・どうしようッッ💦💦もうこんな時間ッッ辺りも暗くなってるし💦💦倉橋くんゴメンねぇ💦💦」
稚佳は輝に謝った。
輝はクスッと笑った。
「いいよ(笑)俺も今まで寝てたし😁ま。とりあえず今日は帰ろっか🎵俺がこんなのいっていいのか分かんないけど(笑)」
輝の顔を見て何故か稚佳もわらいだした。
「あ・・ゴメン・・・//」
「三宅さ、笑った方が可愛いよ」
輝はさりげなくそういってかばんを持った。
「・・・え?」
突然の輝の言葉を聞いて稚佳は頭が回らなかった。
「行こっか🎵」
輝はそういうと教室を出た。
[心:え?え?えぇ~~~////]
稚佳も言葉の意味をやっと理解したのか慌てながら教室を出た。
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