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丘の上で陣を張り、弥吉の許可を得た隼人は、
「斥候の報告があるまで待機じゃ。」
そう指示を出し、警戒の兵を立たせ、四方へ気を配った。
すると、直ぐに、先に派遣した斥候が戻ってきて、
「隼人様ぁぁあ!山の向こうで城攻めが行なわれております!」
と報告をしてきた。
「城攻め?」
(織田家が攻められているのか?)
そう感じた隼人は、
「いずれの家といずれの家が戦っておる。」
と疑問を口にした。
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