409人が本棚に入れています
本棚に追加
礼央くんって敏感な子なんだな~。
よく見てるって言うか。
優しいよね。
すると、ふわっと柔らかい感触が私を包んだ。
甘いチョコレートの香りがする…
これは何?
暖かいくて…優しい。
私がそれはキスだと気付いたのは、
礼央くんの顔がゆっくり離れた時だった。
「っ//////」
ええー!?
うそっ…。
私、
顔が熱くて、真っ赤だよ私!
どうしようー…
口を押さえて少し後退りする。
礼央くんも顔を赤く染めてて、
でも目線は反らさない。
「奈央…好きだ」
じっと見る礼央くんはもの凄くかっこよくて…。
頭が混乱してしまう。
私はその場に居れなくて、
礼央くん残して逃げるように家をでて走った。
同じくらいの身長の綺麗な顔した礼央くん。
キスした後の礼央くん…
なんか雰囲気違ってたな。
ニコニコ笑ってる礼央くんとは別人みたいだった。
奈央って呼び捨てだったし…。
ほんのり唇の暖かさと感触が残ってる。
やだ///
私…思い出してる!
慌てて首を左右に振る。
でもあの礼央くんの私を見つめる目を忘れられない。
顔が熱いよ。
私変になっちゃったよ…
最初のコメントを投稿しよう!