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逃げようとしてもがくのに、
強引にぐっと引き寄せられ。
耳元で囁かれた…
「昨日のキスは良かったぜ」
「…っ!!」
李央くんはからかうように意地悪な笑みを浮かべた。
なななっ、なんですとぉ?
今、キスがどうって…
私は頭から火が出そうなくらい赤くなった。
「ふっ、ばーか」
李央くんはそう言うと、
軽く耳にキスを落として去っていったー…
私は呆然と取り残され、
立ち尽くすしかなかった。
昨日のキスも、
李央くんだった…?
私のっ…
私のファーストキスがあの生意気なやつなんてっ…。
最悪だーーーーッ!!
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