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「李央くん、中々やるねぇ」
「う…///」
「で、どうだった?」
真紀ちゃんなんてこと聞くの!
「ふーん、なるほど。」
まじまじと私の顔を見ると納得したと頷いた。
「違っ!別に気持ちよくなんかなかったよ」
「あらやっぱり気持ちよかたんだ(笑)」
なんでそうなるのよ~…
何か虚しくなってきた。
ふと目を左に向けると笑顔の光輝くんが此方に向かって手をふっていた。
私は今そんなに笑う気分じゃないのよ。
「なになに?なんか元気なさげだね奈央」
光輝くんは駆け寄ってきた。
空元気というか…なんというか。
「双子だったなんて聞いてなかったよ」
「あーれ?そうだっけ?ハハ。」
「礼央くんは可愛いけど…李央くんは」
…可愛いくないです。
「あははー李央はちょっとひねくれてるかなぁ~。根ははいいやつだよ」
「えーどこがぁ!」
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