初めてのチョコ

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あの後礼央くんに連れられて、お店に来ていた。 街から少し外れた所にあるオシャレな感じのレストラン。 ガラス細工の置物が綺麗に配置されていて、一部屋ずつ別室になっていた。 へぇーこんな所があったんだぁ。 「礼央くんここよく来るの?」 「う~…ん。週2くらいかなぁ」 「私公園に行くのかと思ってたな~」 「ふっ、まーもう少し待って面白くなるよ」 意味ありげに人指し指を口に当てて楽しそうに笑った。 どうしたんだろう…。 トントン。 「メニューの方はお決まりでしょうか」 いい感じの店員さんー… って!!!うそぉぁお! 「はぁあ?なんでいんの」 李央くんが店員の格好してる。 「李央くんこそ!」 「俺はバイトだから」 この事だったんだー… 「礼央お前…なんでこんなやつ連れてくんだよ」 こんなやつ!? おうおう私じゃすみませんねー。べー 「生意気っ」 「んぁ?」 「いえ何も」 反論してみたはいいけど睨まれてすくんでしまった。 「じゃあ苺パフェにしようかな」 礼央くんナイス! 「チッ。反らしたな」 メモを取りながらぶつくさ文句を言っている。
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