409人が本棚に入れています
本棚に追加
あの後礼央くんに連れられて、お店に来ていた。
街から少し外れた所にあるオシャレな感じのレストラン。
ガラス細工の置物が綺麗に配置されていて、一部屋ずつ別室になっていた。
へぇーこんな所があったんだぁ。
「礼央くんここよく来るの?」
「う~…ん。週2くらいかなぁ」
「私公園に行くのかと思ってたな~」
「ふっ、まーもう少し待って面白くなるよ」
意味ありげに人指し指を口に当てて楽しそうに笑った。
どうしたんだろう…。
トントン。
「メニューの方はお決まりでしょうか」
いい感じの店員さんー…
って!!!うそぉぁお!
「はぁあ?なんでいんの」
李央くんが店員の格好してる。
「李央くんこそ!」
「俺はバイトだから」
この事だったんだー…
「礼央お前…なんでこんなやつ連れてくんだよ」
こんなやつ!?
おうおう私じゃすみませんねー。べー
「生意気っ」
「んぁ?」
「いえ何も」
反論してみたはいいけど睨まれてすくんでしまった。
「じゃあ苺パフェにしようかな」
礼央くんナイス!
「チッ。反らしたな」
メモを取りながらぶつくさ文句を言っている。
最初のコメントを投稿しよう!