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店内はシーンとなり、慌てる店員さんが止めに輪になっていた。
誰なんだろう…
最近物騒だよね。
少し体を曲げて覗いてみた。
真紀ちゃんも少し背伸びして同じ体制をした。
あ…
「あっ」
私の心の声と真紀ちゃんの声がダブった。
「光輝くんだよね?」
「うん…光輝だね」
怒鳴る男の人の先に居たのは光輝くんだった。
しばらくすると少し頭を下げた。
そしてそれに許したのか男の人は店を出ていった。
店員さんが安堵の表情浮かべ作業に戻って行き、
店内も元の賑やかさを取り戻していった。
振り替える光輝くんと目が合った。
「光輝どうしたの!?」
真紀ちゃんは直ぐに立ち上がって光輝くんの元にに駆け寄った。
凄い、やっぱり真紀ちゃんはしっかりしてるよね。
私気まずいとか思っちゃった…。
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