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顔を上げた光輝くんと目が合う。
何時もとは違う…
射止めるような強い視線がささる。
「俺さ…ずっと言おうと思ってた」
待って、その続き聞いちゃいけない気がする…
「ひゃっ」
突然冷たい感覚がし、
目の前が真っ暗になった。
「え、な何?」
何も見えないー!
「誰でしょ?」
後ろから声がした。
あ、私目を塞がれてるんだ。
この声…
光輝くん…?
でも前に居たから違うよね。
凄く優しい声…ドキッとする。
「李央くん?」
「ぶっぶー残念」
パッと手が外されひょこっと横から顔が出てきた。
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