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「…っ、私も…私も奈央大好きだよ!ありがとう」
よしよしと頭を撫でながら。
何時もなら逆で私がよくあやしてもらったな…と考えていた。
「ふふっ」
「何かおかしいの?」
私が笑っていると不思議そうな顔をした。
「真紀ちゃん可愛いな~って思って」
「ええ!何///何よそれ」
「あはは真っ赤ー真っ赤ー」
「ばぁかー!」
「ばぁかって言う方がばかなんだもんねー」
「じゃあカバー奈央カバさんって呼ぶー」
「うわっ嫌だよ!ヤダヤダ」
そんなくだらない言い合いをしつつも、また真紀ちゃんと話せて嬉しくて笑顔が戻らなかった。
そんな私達を見て呆れた様に保険室の先生は教室にかえるように急かした。
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