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結局勉強会のため光輝くんの家に来ていた。
「なんか李央のやついねぇんだよな。ごめんな」
光輝くんはお茶を注ぎながら申し訳なさそうに眉を下げた。
李央くんいないんだ…残念。
会いたかったなー
「別にいいよ」
「ま、すぐ戻ってくると思うから」
「奈央ー明らかにガッカリした顔してるよ」
真紀ちゃんが小さな声で耳打ちした。
「えっ////な、なっ」
楽しそうにクスッと笑ってノートに目線を戻しまた真紀ちゃんは勉強しだした。
李央くん今日のこと知らなかったのかな~
どこ行ってるんだろ。
あ、もしかしたらバイトかもな。
結構土日入ってるって言ってたもんね。
「こら!」
「ひゃああ!」
真紀ちゃんがいきなり大きな声でおどかしてきた。
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