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椅子から落ちそうになった私をみて真紀ちゃんと光輝くんが呆れた顔をしている。
「奈央～」
ひぃ真紀ちゃん恐いよ！
考え事してたのがバレてるよ…!
「まったく仕方ないな李央に電話してみてやるよ」
光輝くんはポケットから携帯を出すとかけだした。
「…李央か？今どこに…っておい！…あ」
驚いた表情で私達の方を見ると首を振った。
「何李央くんどうした？」
「光輝くん…？」
「んーなんかさ取り込んでたみたいですぐ切られた」
すぐ切れたって李央くん何があったんだろ。
「ちょっと女の声がしたんだけどさ…彼奴何やってんだか」
女の声がしたって…
え！それって。李央くんの側には今誰か女の人がいるの？
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